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株式市況

◇東証大引け 日経平均は4日ぶり反落 利益確定売り、好決算銘柄には買い

2026/01/30 16:02

 30日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに反落し、終値は前日比52円75銭(0.10%)安の5万3322円85銭だった。前日の米ハイテク株安をきっかけに、このところ上昇基調を強めていた半導体関連など値がさ株の一角が利益確定売りに押され、日経平均の下げ幅は一時500円近くに達した。一方、好決算を発表した銘柄への買いが目立ったほか、外国為替市場で円相場が対ドルで下落したことは支えとなり、午後の日経平均は前日終値を挟んでの一進一退が続いた。

 日経平均は週間ベースで2週連続の下落となった。週間での続落は25年7月以来となる。30日は週末に月末が重なり、持ち高調整を目的とした売りも出やすかったようだ。

 国内主要企業の決算が本格化するなか、決算内容を手掛かりとした売買が活発だった。野村総研は急落した一方、日立やコナミGが買われた。

 米ブルームバーグ通信などは日本時間30日、複数の関係者の話として、米政権が次期米連邦準備理事会(FRB)議長にケビン・ウォーシュ元FRB理事を指名する準備をしていると伝えた。市場では「相対的にデータを重視する穏当な政策運営が見込まれる」との受け止めが多く、外国為替市場でドル買いが優勢になった。午後の日経平均が一時上げるなど急速に下げ渋ったのは、海外短期筋が円の下落に歩調を合わせて日経平均先物に投機的な買いを入れたことが背景との見方があった。
 
 SMBC信託銀行の山口真弘投資調査部長は「このところは5万3000円を下回ると押し目買いが入ってくる一方、5万4000円には進まない印象を持つ。2月8日の衆院選の投開票までは、底堅く推移しつつも上値が重い展開が続くのではないか」との見方を示した。

 東証株価指数(TOPIX)は続伸した。終値は21.02ポイント(0.59%)高の3566.32だった。JPXプライム150指数は3日ぶりに反発し、8.13ポイント(0.55%)高の1495.57で終えた。

 東証プライムの売買代金は概算で7兆8780億円、売買高は24億4812万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は407。値上がりは1142、横ばいは50だった。

 中外薬や信越化、京セラが上げた。一方、アドテストやネクソン、第一三共は下げた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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