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株式市況

◇東証大引け 日経平均は大幅続伸 6万6000円台回復 米・イランの戦闘終結期待で

2026/06/12 15:59

 12日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸した。前日比1802円77銭(2.81%)高の6万6020円04銭で終え、1週間ぶりに6万6000円台を回復した。米国とイランの戦闘終結への期待から前日に米ハイテク株が上昇したのを受けて、東京市場でも人工知能(AI)・半導体関連株を中心に買われた。日経平均の上げ幅は一時2800円を超え、6万7000円を上回る場面があった。

 トランプ米大統領は11日、イランとの戦闘終結に向けた合意が数日以内に最終決定に至るとの見通しを示した。これを受けて、11日の米株式市場では主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が急伸。東京市場でも値がさの半導体関連銘柄への買いが広がった。東エレクとアドテスト、キオクシア、ソフトバンクグループ(SBG)の4銘柄で日経平均を1200円近く押し上げた。

 日本時間12日の取引でハイテク株比率の高い韓国総合株価指数(KOSPI)が大幅高になるなどアジア各国・地域の株価指数が総じて上昇したのも相場を支えた。米東部時間12日(日本時間同日夜)に予定される米宇宙会社スペースXの大型新規株式公開(IPO)に備えた換金売りが一巡したことも安心材料となった。

 週末を控えて中東情勢の動向を見極めたいとする雰囲気もあり、大引けにかけては様子見ムードが広がった。積層セラミックコンデンサー(MLCC)を手がける村田製や太陽誘電などが急失速したのも日経平均の上値を抑えた。市場では「来週は日米の金融政策決定会合も控え、株式相場の変動が上下に大きくなる可能性があり、後場にかけて積極的な売買が控えられた」(岩井コスモ証券の林卓郎投資情報センター長)との声も聞かれた。

 東証株価指数(TOPIX)は3日ぶりに反発した。終値は51.61ポイント(1.35%)高の3881.96だった。JPXプライム150指数は3日ぶりに反発し、18.03ポイント(1.12%)高の1624.46で終えた。

 東証プライムの売買代金は概算で12兆7697億円、売買高は27億5012万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は964。値下がりは555、横ばいは44だった。

 ファストリやディスコ、イビデンが上げた。一方、リクルートやテルモは下げた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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