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株式市況

◇東証大引け 日経平均は反発 短期筋の先物買いが主導、原油高は上値抑制

2026/04/03 15:49

 3日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、終値は前日比660円22銭(1.26%)高の5万3123円49銭だった。2日の米ハイテク株の上昇を手掛かりとした海外短期筋による日経平均先物への買いが主導し、上げ幅は一時900円を超えた。ただ、中東における軍事衝突の長期化懸念から原油相場が高止まりしており、企業業績や日本経済への悪影響を警戒した売りは一段の上値を抑えた。

 イランとオマーンがホルムズ海峡を巡る協定案を策定していると伝わり、2日の米株式市場でハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は上昇した。イラン情勢の改善に伴う日本株の短期的な戻りに期待した海外勢による、日経平均先物への投機的な買いが日経平均を終日押し上げる要因となった。先物主導の展開を映し、ファストリなどの値がさ株の上昇が目立った。

 もっとも、原油高への懸念は根強い。2日のニューヨーク原油先物相場は大幅に反発した。トランプ米大統領が2日の演説でイランへの強硬な姿勢をみせたことで原油価格に上昇圧力がかかっており、資源を中東に依存する日本企業の2027年3月期(今期)の業績見通しが慎重になるとの見方が広がっている。市場では「中東情勢の不透明感や新規の手掛かりの乏しさから、このところの相場下落を押し目とみる個人投資家は少ない」(立花証券の鎌田重俊参与)との指摘があった。

 東証株価指数(TOPIX)は反発した。終値は33.52ポイント(0.93%)高の3645.19だった。JPXプライム150指数は反発し、13.61ポイント(0.90%)高の1519.03で終えた。

 東証プライムの売買代金は概算で5兆1384億円、売買高は16億8696万株とそれぞれ12月30日以来約3カ月ぶりの低水準だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1189。値下がりは322、横ばいは65だった。

 アドテストや東エレクが買われ、TDKや村田製も上げた。一方、中外薬や武田は売られ、ニトリHDやコナミGも下げた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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